【むすびえ】こども食堂へ政府備蓄米の無償交付の追加支援について
農林水産省×こども家庭庁「こども食堂等への政府備蓄米の無償交付制度」の活用促進のお知らせです。
農林水産省は「フードバンク」や「こども食堂」に無償で、追加で備蓄米を交付することを発表しました。(2025年9月26日発表)
~こども食堂・こども宅食等への政府備蓄米の無償交付の追加支援~
政府備蓄米の無償交付支援拡大のために、こども家庭庁と連携して、制度の周知や申請手続の簡素化などの取組を行います。
農林水産省は、こども家庭庁と連携し、こども食堂・こども宅食等への政府備蓄米無償交付の申請手続きの簡素化等を行い、これに併せ、今年度の申請機会を拡大します。
1.趣旨
農林水産省では、食育の一環として、こども食堂・こども宅食、フードバンクへ政府備蓄米の無償交付を行っています。昨今の物価高のなかで、ごはん食の提供が難しくなっている団体もあることから、今年度、こども家庭庁と連携した取組を実施します。具体的には、こども家庭庁から、自治体や関係団体等を通じた制度の周知、支援事業の実施団体(こども食堂・こども宅食等)に申請手続のサポートを行います。農林水産省では、支援事業の対象となっているこども食堂・こども宅食等について申請手続を簡素化し、これに併せて申請機会の拡大を行い、ごはん食の提供機会の拡大を図ります。
2.支援の内容
(1) 農林水産省とこども家庭庁との連携
ア) 自治体や関係団体等を通じて政府備蓄米の無償交付制度について周知活動を行っていきます。
イ)こども家庭庁の事業(※)により支援を受けているこども食堂・こども宅食等について、事業費を政府備蓄米の無償交付の申請事務費用に充てることが可能である旨を明示して周知することにより、申請をサポートします。
ウ)また、こども家庭庁の事業(※)により支援を受けているこども食堂・こども宅食等について、政府備蓄米の無償交付の申請手続を簡素化します。
(※)「地域こどもの生活支援強化事業」及び「ひとり親家庭等のこどもの食事等支援事業」の予定
(2) 政府備蓄米の無償交付の申請機会の拡大
上記(1)の対策に併せ、政府備蓄米の無償交付の申請機会を拡大します。
なお、下記の申請機会の拡大は、こども家庭庁の事業による支援の有無に関わらず申請可能です。
ア)こども食堂・こども宅食(10月3日から適用)
・年度内最大5回の申請回数のところ、今年度は12回申請に引き上げ
※年度内1団体当たり最大12回(600kg×12回=7.2t)を支援
イ)フードバンク
・通常の年度内に2回(8月、2月)の募集及び7月の追加募集に加え、さらに10月に2回目の追加募集を実施
(今後の予定)10月14日(火曜日)から10月31日(金曜日)までの間で公募
※交付対象数量は1申請団体当たり、前年度の食品取扱実績の10分の1又は25tのいずれか少ない数量。(通常の1団体当たりの年間最大交付数量(食品取扱実績の5分の1又は50t)とは別枠で追加)
(参考)
政府備蓄米無償交付こども家庭庁との連携(PDF : 263KB)
政府備蓄米の交付について
【農林水産省HPのURL】
こども食堂・こども宅食等への政府備蓄米の無償交付におけるこども家庭庁との連携及び追加委支援について
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/b_taisaku/250926.html
**********************************
※政府備蓄米の申請方法でお困りの方は、むすびえが2025年3月に作成しました【政府備蓄米申請サポート動画】をぜひご活用いただけましたら幸いです。
動画の中では最大5回まで申請可能と紹介しておりますが、ご案内の通り、今年度は年度内最大12回まで申請可能となりました。
また、現在申請から交付決定まで約1か月、届くまで申請から約2か月程かかっています。
そのため、2回目の申請以降、2か月以内に使用終了する場合、次の備蓄米が届いていなくても交付決定が出た時点で次回の申請ができるようになりました。
==================================
▼【政府備蓄米申請サポート動画】は下記むすびえホームページにて、ご紹介しています。
https://musubie.org/news/other/27708
こども食堂の運営にお役立ていただけましたら幸いです。
むすびえ 政府備蓄米申請サポート担当 小山・山縣・長井(食育)
cr@musubie.org
